業務現場を理解した
ロジカルな思考で、
工場を支えていく。

杉本 智SATORU SUGIMOTO

生産本部 中食生産部 名古屋工場 業務課長

SATORU SUGIMOTO杉本 智

生産本部 中食生産部 名古屋工場 業務課長

REASON入社理由

大学では水産学を専攻し、大学院で絶滅危惧種であるリュウキュウアユの生体を研究していました。
就職活動では、学生時代に学んだ水産学の知識を生かしたいと思い、食品業界を中心に見て回りましたね。
そこで縁があってイニシオフーズと出会ったのですが、何十年という歴史がありながらも、
統合という新しいスタートを切っていたことに興味を持ったんです。
また、実家がスーパーを経営していたことから、子どもの頃から惣菜を詰める手伝いなどを
していたんですね。そうした親近感があったことも入社の決め手となりました。

スムーズな運営のための
様々なサポート

私が所属する業務課は、製造と品質管理以外のすべてを担当する部署です。工場がうまく回るように「資材」を管理していると言えば、イメージしやすいかもしれません。商品の材料を発注したり、工場で働く人材を管理したり、商品をつくるための機械設備が故障した時の対応などが主な業務です。それらに加え、最近では物流にも携わるようになりました。工場内から寄せられる幅広く細かい要望をまとめながら、改善策を考える。社内だけでなく社外の方とのコミュニケーションも多く、難しいことも多々ありますが、やりがいも大きい仕事です。

何が必要かを論理的思考で考える

私たちが最終的に目指すのは、コスト削減や効率化というところです。ただ、現場の声と会社の想いは必ずしも一致しているとは限りません。例えば、現場では人が足りないと感じているが、会社からは人的コストは抑えてほしいと要望される。その間に立ち、様々な調整を理論立てて行うことが私たちの役割です。特にイベントの時期には、生産計画を作成するのですが、材料の発注量を考えたり、人員の調整をしたりなどは、去年のデータなどを紐解きながら理論を組み立てています。これだけ投資をすれば、これくらいの期間で回収できる。そんな視点を磨くことが大切ですね。

工場のすべてにおよぶマネジメント力を

将来的には工場長として、工場全体を管理できるようになりたいと思っています。そのためにはまず、マネジメント力を強化しなければならないと考えています。現在は20名の課員をまとめていますが、彼らにしっかりと仕事を任せられるよう、教育と環境づくりに力を入れていきたいですね。また、工場長は工場すべてを知り尽くしている存在ですから、製造や調味、品質管理など、現場のことをもっと知らなければと、意識して工場中を歩き回るようにしています。そうやってイニシオフーズの一工場全体を支えられる存在になっていきたいです。