生産「人の力」をおいしさに
つなげるためにできる
ことを。

須田 貴仁TAKAHITO SUDA

生産本部 中食生産部 九州工場 生産課 課長代理

TAKAHITO SUDA須田 貴仁

生産本部 中食生産部 九州工場 生産課 課長代理

REASON入社理由

色々な飲食店の厨房でアルバイトをした経験から、食を製造する仕事に興味を持ちました。
そうした中で、学校に寄せられていた求人にイニシオフーズを発見し、工場見学へ参加することに。
はじめは「惣菜をつくる」ということで、キッチンなどでの製造を想像していました。
ですが、複雑な工程がたくさんあり、様々なセクションの担当者が協力しながら商品をつくり上げている様子に、
全員が一丸となって一つの作品を創作しているかのような感覚を覚えたんですね。
そんな製造工程に感銘を受け、自分もここで働いて世の中に商品を届けてみたいと思い、入社を希望しました。

「つくる人」を整える仕事

現在は生産課に所属し、主に包装・パッキング工程を管理しています。工場はフル稼働で、昼勤、夜勤、時短といった働き方があり、パートさんや留学生の方など、スタッフは約150名。それらすべてのシフトを管理しています。日々の勤務人数にばらつきが出ないようにすることに加え、年末年始、お盆、ゴールデンウィークなどのイベント時には人を増やすなどして、タイムスケジュール通りに各商品がつくれるように日々の調整を行っています。突発的なお休みがあったりもするので、日々の調整は難しい部分が多いのですが、安定的な製造に直結する業務のためやりがいは大きいですね。

入社6年
工場の立ち上げを担う

入社後は熊谷工場で6年間勤務し、その後、名古屋工場の立ち上げに参加しました。若手のうちから立ち上げに参加することで、多くの学びができるだろうと思い、自ら手を挙げたんです。新たな事業として米飯を扱う工場だったのですが、当社でもはじめての取り組みだったので知識も経験もないところからスタートしました。グループ会社の方に研修を行っていただき、そこで得た知識を四苦八苦しながら工場に落とし込んでいく…。出荷のトラブルや機械トラブルが起こればその都度解決していくなど、安定稼働させるまでには大変なことが多かったですが、新たな知識と技術を身につけられたと思います。その時の経験は、現在の九州工場の立ち上げ時にも生かされ、自分自身の成長につながりました。

人と技術の力で次のおいしさへ

今後は、画像認識やIoTを使った機械など、生産効率の向上や省人化を図れる提案を会社に対して行っていきたいですね。しかし、新たな機械を入れるためには多額の費用が必要です。その投資に対して、どれだけのことが削減できるのか、どのくらいの期間で投資金額を回収できるのか、今はそういったことを勉強しています。ただ、どこまで技術が進歩しようと、惣菜づくりに人の力を欠かすことはできません。そのため、働く環境の改善にも力を入れていきたいと考えています。モチベーションが上がる評価制度、ボトムアップできる雰囲気づくり、個人個人に合わせたスキルアップなど、みんなが「いいね!」と共感できる職場をつくっていきたいですね。それが、おいしさにもつながるのだと思います。