02 FEATURES イニシオフーズのこだわり ”味”へのこだわり

独自研究から生まれた煮物に最適なだし

当社の和惣菜には、毎日工場で抽出される3種の素材を使った天然一番だしが使用されています。このだしをベースとして昆布をブレンドし、加熱に強く、しっかりとしたうま味を感じられる煮物用のだしにしていることが特徴です。それぞれの原料は素材にこだわり、指定の工場から仕入れています。そして、厳選した調味料で味付けをし、人の感覚を大切にしながら、オーダーメイドの機械によって安定的な生産を行っています。また、うま味とコクが最大限出せることに加え、最もえぐみが抑えられるように、ブレンドする素材の比率、抽出時間や温度帯の研究を独自で行っていることも特徴です。これらの製法を製造工程に関わるすべての人間が忠実に守り、お客様に変わらぬおいしさをお届けしています。

松村 新吾SHINGO MATSUMURA

生産本部 副本部長 兼
中食生産部 東大阪工場長 兼
中食生産部 惣菜研修センター長

PROFILE

1995年入社。イニシオフーズの中で最大の出荷量を誇る、東大阪工場の工場長を務め、日々「変わらないおいしさ」を追求する。また、味や調理技術における高度な品質安定の観点から、次世代の育成にも携わる。

  • 次世代への味の継承。

    当社では、おいしさへのこだわりを追及するために「惣菜研修センター」を設置し、若手社員の教育に力を入れています。研修担当は、長年製造の一線で活躍してきた、匠と呼ばれるベテラン社員。年間教育計画を立て、座学、実技講習を通して、様々な研修を行っています。特に当社こだわりの天然一番だしは繊細で、抽出する順番、火の入れ方、抽出時間、温度帯、かき回し方、調味料を入れる順番など、おいしくつくるためには知識と技術が不可欠です。座学での調理学をはじめ、現場では調理器具や機械の使い方、調理技術まで。なぜ、それを行う必要があるのかという根本的なことから指導をし、歴史の中で受け継がれてきた匠の技術を継承するとともに、新しい技術の融合にも挑戦しています。

  • その地域の食文化に寄り添う。

    惣菜は日々の食卓に上がるものですから、馴染みのある味でなければなりません。しかしながら、調味料の醤油一つをとっても、甘みがあったり、塩みが強かったり、地域の味というものがあります。だしに使われる素材も様々です。そのため当社では、同じ商品でも味付けを変えるなど、地域ごとの味覚に合わせた商品を開発することを大切にしています。日本全国にある各工場では、営業部門と開発部門がその地域ではどのようなものが好まれるのかを徹底的にリサーチし、製造部門と密な連携を取ることで、その地域に合った味づくりを行っています。そして、そこに当社のこだわりをプラスすることで、馴染みのある味でありながらも、よりおいしいと感じていただける商品を生みだしています。